防災時リアルマニューバ(実戦)トレーニング

Real Maneuver Training — 1Day

防災時リアルマニューバ
(実戦)トレーニング

最新の機材を使用し、人命救助訓練や再燃火災予防訓練を初め、
NIST(アメリカ国立標準技術研究所)基準をベースとした実戦トレーニングを行います。
災害現場で必要とされる飛行技術を、1日かけて学ぶコースです。

1日完結
実技講習 約6時間
実地:箱根湯本 または 出張講習
自治体・企業・団体向け

Overview

なぜ「実戦」が必要なのか。

災害は待ってくれない。「その日のための技術」は、普段の訓練でしか身につきません。

総務省消防庁の調査では、災害現場におけるドローンの活用事例は2021年6月時点で4,051件に上ります。被害状況の確認・要救助者の捜索・物資輸送など、自治体や消防機関での活用はもはや標準装備になりつつあります。

しかし実際の災害現場で求められるのは、晴天・広い場所・目視内という「練習条件」での飛行ではありません。目視外・夜間・風の中——平時には経験しない条件下でこそ、確かな操縦技術が問われます。

だからこそ本講習では、米国国立標準技術研究所(NIST)が開発した操縦技能の標準試験法をベースに、ターゲットを用いた課題で操作の正確性と所要時間を数値化しながら、実戦条件に機体と体を慣らしていきます。最新の機材を使用し、人命救助訓練・再燃火災予防訓練にも対応した1日です。

※ 出典:総務省消防庁「消防防災分野におけるドローン活用の手引き」

消防・防災組織の方々と行う実地訓練前のブリーフィングの様子
実地訓練前のブリーフィング(消防・防災組織の皆様と)

What is Real Maneuver?

「リアルマニューバ」とは。

操縦技能を、そのまま「現場で使える力」に変えるための訓練の考え方です。

マニューバ(Maneuver)は「操縦操作・機動飛行」を意味する言葉です。リアルマニューバは、シミュレータや整った練習環境だけではなく、実機・実環境・実戦条件のもとで操縦技能を鍛えるトレーニングの考え方を指します。

災害現場は、風が吹き、視界が落ち、障害物に囲まれ、時間との勝負になります。理想条件での「完璧な飛行」は、現場ではそのまま通用しません。だからこそ本トレーニングでは、現場に近い条件下でひとつひとつの操作を正確に・素早く行う訓練を重ね、その技量をNIST基準の課題で数値として確認します。

実機(Real Aircraft)シミュレータではなく、実機・実環境の風・光・電波の中で飛ばす

実戦条件(Real Conditions)目視外・夜間・障害物環境など、災害現場に近い条件下で飛ばす

実測(Real Measurement)NIST基準の課題で「正確性」と「時間」を数値化し、成長を確認する

代表的なマニューバ訓練。

基本操作の土台のうえに、実戦条件のマニューバを段階的に重ねていきます。

ノーズインサークル

機首(ノーズ)を円の中心に向けたまま円を描く機動飛行。被写体を捉え続ける撮影技術の土台になります。

目視外飛行

機体を目視せず、機上カメラの映像だけを頼りに操縦する飛行。捜索・状況把握で不可欠な技術です。

夜間飛行

暗闇の中での姿勢把握と正確な操作を訓練。夜間の捜索・警戒飛行に対応する力を養います。

NISTトレーニング

バケットターゲットを用いた課題で、操作の正確性と所要時間を測定・改善します。

Standard

NIST基準 — 実戦トレーニングの「ものさし」

感覚に頼らない、国際標準の技能訓練。詳しくは「NISTトレーニング概要」ページもご覧ください。

Scope

実戦で活きる場面。

人命救助から再燃火災予防まで。災害現場でドローンに求められる役割です。

人命救助

被災者の捜索・安否確認・孤立地域の確認など

再燃火災予防

消火後の残火・火点監視。再燃リスクの早期発見に

状況確認・情報収集

被害状況の空撮・映像の本部共有。人が入れない現場の把握

夜間・目視外の即応

夜間や視界の悪い条件下での捜索・警戒飛行に対応

Course

1日コース — 実戦条件に慣らす、
約6時間の実技トレーニング。

最新の機材を使用し、災害現場で必要とされる飛行技術を1日かけて集中して習得します。

導

ブリーフィング 当日の流れ

訓練の目的と安全確保の確認、機材チェック、班編成のうえ開始します。

オリエンテーション
安全確認
機材チェック
訓

実技講習 約6時間

インストラクターの伴走のもと、基本操作から実戦課題まで段階的に習熟します。

目視外飛行
夜間飛行
ノーズインサークル
撮影技術
NISTトレーニング
ターゲット(バケット)を用いたNIST基準の操縦訓練の様子
体育館での実技講習(離着陸練習)の様子
着

修了 1日完結

習熟度の確認と個別フィードバック。日頃の訓練に活かせる課題を持ってお帰りいただきます。

※ 講習内容は、ご希望を伺いカスタマイズさせていただくことも可能です。

○ 実技の内容
目視外飛行・夜間飛行・様々な飛行
(ノーズインサークル・撮影等)・NISTトレーニング
○ 実地の会場
箱根湯本会場 または 出張講習
(飛行スペースが確保できる場合)
○ 料金・詳細
料金並びに詳細はお問い合わせください。
団体様・出張講習もご相談いただけます。

For Whom

こんな方々・組織のために。

「実戦で飛べる人材」を複数名、確保しておくことが地域の防災力になります。

自治体・消防など公的機関の職員の方災害対応ドローン運用の技量向上・訓練体制の構築に

ドローンを専門に扱う企業の技術者の方災害協定に基づく支援活動の即応力を高める

技能証明・資格をお持ちの操縦者の方目視外・夜間など実戦条件下での飛行技術をブラッシュアップ

消防団・地域防災組織・団体の方々地域のレジリエンスを支える「飛べる人材」の育成

Effects

実戦トレーニングで得られる効果。

技能を鍛えることは、体制をつくること。

01

即応性の向上

発災直後の混乱の中でも、落ち着いて正確に飛行できる操縦者を育てます。

02

技能の可視化

NIST基準の課題で「正確性」と「時間」を数値化。強みと課題が明確になります。

03

体制の強化

目視外・夜間に対応できる操縦者を増やし、組織の即応体制を強化します。

Flow

受講の流れ。

ご相談から実施まで、スムーズな3ステップです。

1

お問い合わせ

料金並びに詳細はお問い合わせください。ご希望の訓練内容をお知らせいただければ、最適なご案内をいたします。

2

日程調整・カスタマイズ

会場は箱根湯本会場 または 出張講習(飛行スペースが確保できる場合)。講習内容はご希望を伺い、構成します。

3

講習実施

最新の機材を用いた1日の実戦トレーニングで、災害時に必要な飛行技術を習得していただきます。

Comparison

同業他社の防災・実技系講習との比較。

災害・防災分野の主な講習を、料金・時間・カリキュラムの観点で整理しました(2026年10月時点の公開情報)。

1日×実技約6時間の集中構成実技だけに約6時間。目視外・夜間・NIST課題をまとめて経験できる、実技比重の高い1日です。
NIST基準という「ものさし」感覚に頼らず、国際標準の課題で操作技能を定量的に確認・鍛えられます。
ご希望に合わせたカスタマイズ講習内容はご希望を伺って構成。出張講習(飛行スペース確保の場合)にも対応します。
スクール/コース 料金 時間・日数 形式 カリキュラムの特徴 対象者・前提
SAK Drone School当校防災時リアルマニューバ(実戦)トレーニング 要問合せ 1日
(実技 約6h)
実地:箱根湯本・出張可 目視外飛行・夜間飛行・ノーズインサークル・撮影+NIST基準トレーニング。実技約6時間を1日に集中 要問合せ(経験・資格の有無をご相談ください)
自治体・消防・企業・団体
A社 264,000円(税込)/1名
※2名目以降 +88,000円/名
2日間(9:00–17:00) 対面(飛行場での実施) 災害関連法・赤外線捜索・3Dモデル/土量計算・映像共有プラットフォーム連携+撮影・捜索演習などの実技 操縦者は技能認証・国家資格・10時間以上の飛行経験のいずれか(操縦しない管理者は不問)
B社 77,000円(税込)
PDF修了証付
学科6時間 対面(座学のみ) 災害対応飛行の概要・活動体制・航空法上の取扱い・機体の性能と機能・飛行方法・機体維持管理など9項目 災害時に活動する公助機関・協定締結事業者等
C社 150,000〜240,000円
(定員10名)
1〜2日 対面・出張 発災直後の状況把握(情報収集)に特化・安全確保を最優先した実技・リアルタイム映像の本部共有 自治体の防災・危機管理担当者
D社 初学者 295,000円(税別)
経験者 115,000円(税別)
初学者3日/経験者1日 対面 災害対応を含む産業運用(詳細は非公開。専用ツールによる運用管理を確認) 要確認(経験者・資格保持者向けの構成)
E社 38,500円(会員)
44,000円(非会員)
3〜4時間 オンライン(eラーニング・章末テスト付) 操縦技術ではなく役割分担・運用調整・法令・組織連携の知識中心。業界団体の修了証付 18歳以上・操縦資格不問
自治体職員・消防・防災関係者・一般
F社 要問合せ 最大5日(9:00–18:00) 対面(室内・屋外実技) 法令・気象・機体構造+GPS自動制御と手動制御の両モードの実技+防災減災知識。民間協会認定資格 防災・減災の知識を習得したい方

※ 2026年10月時点に各社の公開ページを基に当校が調査・作成したものであり、料金・内容は変更となることがあります。最新情報は各社までお問い合わせください。

FAQ

よくあるご質問。

ドローン操縦の経験がなくても受講できますか?
講習内容はご希望を伺いカスタマイズさせていただきます。経験の有無をお知らせいただければ、ご経験に合わせた構成をご案内いたします。
目視外飛行や夜間飛行には、許可や資格が必要ですか?
航空法上、目視外飛行には国土交通大臣の許可・承認が必要です(夜間飛行も特定飛行に該当します)。本講習では、こうした実戦条件を織り込んだトレーニングを実施します。詳細はお問い合わせ時にご案内いたします。
会場はどこですか?
実地は箱根湯本会場で実施します。飛行スペースが確保できる場合は、出張講習も可能です。
講習内容のカスタマイズはできますか?
可能です。目視外飛行・夜間飛行・ノーズインサークル・撮影・NISTトレーニングなど、ご希望に合わせて構成を調整いたします。
料金はいくらですか?
受講人数・実施形態(出張の有無など)により構成するため、料金並びに詳細はお問い合わせください。最適なご案内をいたします。

料金・開催日程について

人数・実施形態に合わせてご提案します。まずはお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

実地:箱根湯本会場/出張講習(飛行スペース確保の場合)

実戦を鍛え、災害現場に備える。

激甚化する自然災害。その初動を支えるのは、訓練を積んだ確かな操縦技術です。
NIST基準ベースの実戦トレーニングで、いざという時に飛べる人材と体制を。まずはお問い合わせから始めませんか。

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