本年12月5日を以って民間技能認証による「飛行の許可・承認の審査簡略化」の運用が廃止されます。「民間資格を持っているから書類を省略できる」「簡略化できる」という優遇措置は、2025年12月5日以降は原則として適用されなくなります。
 
 とは言え、社内的な教育・技能証明・履歴書的な意味合いとしては、今後も民間資格は活かせます。また、国家資格(無人航空機操縦士資格)を取得する際、「経験者扱い」が適用されて講習時間や費用が減免されます。(経験者扱いの条件は、各登録講習機関によって異なりますので、受講する際は確認が必要です。)
 
 ドローンを飛ばすには、民間資格、国家資格がMUSTかと言うとそうではありません。法律、飛行ルールを遵守すればライセンス無しで飛ばせますが、機体から目を離してモニターを見なながら飛行せせる、建物から30m以内を飛行させる等は特定飛行となり、飛行許可申請手続きが必要になります。

 国家資格を取得しても、飛行場所や時間、方法によっては飛行許可申請が必要になりますが、国家資格取得時に行う学科講習で法律や飛行ルールを学ぶことにより、手続きが必要か否かの判断がご自身でできるようになります。また、国家資格取得者はクライアント様からの信頼度向上のメリットもあります。最近は国家資格保持が条件にあがる業務も増えつつあります。

 現在、業務でドローンを活用するため、多くの方から国家資格取得のお申し込みをいただいております。12月まであと僅かです。お早めの国家資格取得をお勧め致します。ご質問、お申し込みはこちらからお願い致します。

最後まで読んで頂きありがとうございます。秋の爽やかな気候の中で一緒に飛ばしませんか?

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