多くの方から国家資格のドローンライセンスはどうやって取れますか?と言う質問を受けます。ドローン豆知識第1回目は「無人航空機操縦士資格(国家資格)技能証明」取得方法をテーマとしました。

無人航空機操縦士資格技能証明取得には、「学科試験」「実技試験」「身体検査」に合格する必要がります。国土交通省指定機関で一発試験を受講するか、登録講習機関で、実技試験(修了審査)合格後、国土交通省指定機関で「学科試験」合格する二通りの方法があります。試験の詳細は以下によります。

①学科試験
 学科試験は、指定試験機関(CBT試験)でコンピュータを使い受講します。二等で80%、一等で90%程度で合格となります。航空法や機体構造、飛行特性、気象学、関連法規などに関する問題が出題されます。

②実技試験
 実技試験は、操縦技術が一定の基準を満たしているかを確認します。
 指定試験機関での一発試験と登録講習機関で修了審査を受ける二通りの方法があります。指定試験機関での受講は、価格は安く済みますが、張り詰めた空気感、事前のアドバイス等は一切ない等の緊張感があります。登録講習機関では試験の詳細や基本的な技術についての説明があるので初心者の方にはお勧めです。

③身体検査
 身体検査は、有効な公的証明書の提出、医療機関の診断書の提出、指定試験機関の身体検査受検のいずれかの方法で受検できます。自動車運転免許証(有効な公的証明書)で済ませる方が大半になります。

一発試験に比べ、登録講習機関は学科講習、実技講習をしっかり行ないます。また、講習生のライセンス取得目的に応じた様々な情報提供や、業務に必要なスキルも学べるため、ライセンス取得後の実務に役立つスキルを取得することができます。

 技能証明取得がゴールではありません。取得後ドローンパイロットとして業務、趣味等でドローンを安全に飛行させ新たな価値創造に繋げてください。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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